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理念

 当会は、テレビ人形劇における不朽の名作『ひょっこり ひょうたん島』を文化遺産として後世に遺すため、ありとあらゆる資料を記録・保存する活動、および『ひょっこり ひょうたん島』をより多くの人に体感してもらう活動を積極的に行っていく。

 すでにある資料(台本、映像、音源、写真、伊藤ノートなど個人の記録、漫画化・映画化・物語化されたもの、グッズ、雑誌や新聞の記事など)はもちろん、関係者へのインタビューや周辺資料を発掘して、立体的に『ひょっこり ひょうたん島』の全容が具体的に見える形での伝承を目指す。

 さらに、「どんな人間もそのまま《存在》として肯定して受け入れ合い、理不尽に黙らずに様々な方法で闘う」という『ひょっこり ひょうたん島』の極めて大事なメッセージは、いつの時代にも通用すると考える。

 したがって、リメイク版の再放送・オンデマンド配信を訴えることも重要な目標とする。『ひょっこり ひょうたん島』を知るためのイベント、上映会、ひとみ座による公演、台本や資料の出版、さらにはリメイクや新作の制作まで視野に入れて、可能な限りの表現形態で『ひょっこり ひょうたん島』を伝え、コンテンツとして提供できる機会を作り出していく。

 ゆるやかにつながり、楽しく協力し合い、深く探究して、この『ひょっこり ひょうたん島』プロジェクトを通じて、世界に平和と人権感覚があふれる日を願う。

 共同代表 大野 純弥・伊藤 悟

​活動内容

 『ひょっこり ひょうたん島』は、再放送や特別回を除いて全1224回という驚異的な放送回数を誇ります。しかし現在、映像として残っているのは、キネコ撮影(テレビ画面を直接撮影したもの)によるわずか8回分のみです。そのため、ひょうたん島は長らく“幻の作品”として、人々の思い出の中でのみ語られてきました。

 

 それでも再放送や再制作を求める声は絶えず、1990年初頭にリメイク制作が決定します。しかし前述のとおり、映像をはじめとする現存資料は少なく、制作は難航しました。そこで関係者が思い出したのが、当時番組の熱狂的な視聴者であり、NHKの取材も受けていた少年・伊藤悟(ハタハッハ共同代表)が綿密に書き留めていた記録、通称「伊藤ノート」の存在です。この記録をもとに、リメイク版が放送されました。

 

 それから30年以上の時が経ち、ひょうたん島はまた記憶の海のはるか水平線へとスイスイ漂っていってしまいました。

私たちは、ひょうたん島がまた私たちの前にひょっこり姿を現してくれることを目指し、進むことにしました。

関連資料の整理・保存
ひょうたん島のグッズ

 各所に残された台本、映像、音源、写真、伊藤ノートなど個人の記録、漫画化・物語化されたもの、グッズ、雑誌や新聞の記事など、あらゆる周辺資料を発掘し、整理します。

 例えば台本に関しては、調査により全1224回のうち9割超が現存していることが分かっています。これらを整理し、デジタル化、テキスト化を行っています。

 

 また、当時の放送を録音した音源などは、実際のひょうたん島の内容を知る最も信頼できる資料です。整理の上、どのように活用できるのか模索していきます。​

ひょうたん島の台本
ひょうたん島関連の書籍
伊藤ノート23
​普及・宣伝

 ひょうたん島がいかに優れたコンテンツであるかは、NHKにおいて「もう一度観たい番組」といった投票が行われた際に幾度も上位にランクインしていることからもわかります。

 また、スタジオジブリの『おもひでぽろぽろ』で作中使用されたり、いまだに多くのクリエイターや作品がひょうたん島の影響について言及しています。

 

 しかし、どんなに優れたコンテンツも触れることができなければ、知ることはできません。ひょうたん島を知るための機会を増やすこと。これが当会の大きな活動のひとつです。

 

 例えば、ひょうたん島の上映会や講演、ひとみ座による人形劇公演など今でも定期的に開催されているものを更に多くの人に知ってもらう。関係者の皆さんと協力・連携の上で、台本や関係資料などを出版する。さらには、リメイクや新作の制作といった無限の可能性を諦めずに挑戦します。


『ひょっこり ひょうたん島』に関するご相談・ご質問など広くお受けします!

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